給与飼料
給与飼料に使われている原料は次の通りです。
加熱処理とうもろこし 加熱処理とうもろこし
蒸気で加熱し、つぶした後、乾燥させたもので、とうもろこし圧ペンとも呼ぶ。圧ペンにする事により、消化吸収を早くする効果と食感が良くなる効果が生まれる。とうもろこしは、デンプン・脂肪に富み、蛋白質・粗繊維は少ない。又嗜好性が高い。メイズフレークとも言う。
とうもろこし(粉砕) とうもろこし(粉砕)
とうもろこしを粉砕(粉状)したもので、メイズミール・メイズマッシュとも呼んでいます。
加熱処理大麦 加熱処理大麦(大麦圧ペン)
蒸気で加熱しつぶした後、乾燥したもので、これを大麦圧ペンとも呼ぶ。とうもろこし同様、消化吸収を早くする為にこの様に圧ペンにします。大麦は皮麦であり蛋白質がやや高い、大麦フレークとも言う。
大麦(粉砕) 大麦(粉砕)
大麦をハンマーミール機で粉砕(粉状)したもので、これを大麦粉砕(マッシュ)とも呼んでいます。
マイロ マイロ
穀物の一種で、とうもろこしに次ぐ2大穀物です。豚用の餌には良く使用されますが、とうもろこしの生産量が干ばつ等で減少した際、その代替とされる事が多い。グレインソルガムの一種。成分はとうもろこしに似ている。
加熱大豆 加熱大豆
加熱大豆を蒸気で加熱し、つぶしたもので、消化吸収を良くするとともに、加熱する事で飼料価値が高まる効果があります。大豆は蛋白含量・脂肪分が高く、エネルギーが高い。
ふすま ふすま
小麦から小麦粉を製造する際に発生する副産物で、主に外皮の部分からなります。蛋白質・粗繊維リンの含量が多い。
コーングルテンフィード コーングルテンフィード
とうもろこしからデンプン(コーンスターチ)を精製する際に発生する副産物で主に外皮からなります。蛋白質・カルシウムが多い。
麦ヌカ 麦ぬか
大麦を精麦した際に発生する副産物で、外皮と糖からなります。カサが多く発酵を促す性質がある。又、肉質を良くし、体脂肪を白色にする効果がある。
米ヌカ 米ぬか
米を精米した際に発生する副産物で、主に糖からなります。
大豆油かす 大豆油かす
大豆を溶媒で油を抽出した後、その残った粕の事を言います。
米ぬか油かす 米ぬか油かす
米ぬかと比較して、脂肪分(エネルギー)は低いが、粗蛋白質・粗繊維・無機質などが多く含まれている。
なたね油かす なたね油かす
なたねを溶媒で油を抽出した後、その残った粕のことを言います。
炭酸カルシュウム 炭酸カルシウム
石灰岩を粉砕(粉状)したもので、カルシウムの補給源として使われます。